八甲田山

これは番外編。
八甲田山は本州最北部にある、山スキーに人気の山。冬の降雪量が絶大なので、5月の半ばになっても残雪が豊富です。この季節になると、日は長くなり気温も 高いので快適なツアーとなります。たまたま日本に赴任している、ミュンヘンのスカッシュ仲間シュテファン君に美しい日本の地方の様子を紹介するための、特 別ツアーを計画しました。宿は酸ヶ湯温泉です。


(1)酸ヶ湯 (884m) -> 八甲田大岳 (1584.6m)  -> 箒場 -> 南駒込 (607m)


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標高が低いのにまだこんなに雪が!!

今日の目標、八甲田大岳

遠くには岩木山

  南八甲田を背景に快適に登る

今年は雪が少ないので、結構藪漕ぎが多い
アオモリトドマツの中に残る雪の筋を登る

山頂にて
火山性の山独特な岩

森の中はまだ静かな冬

最後の200mは雪が切れて歩く
2004年5月6日


(2) Suiren-pond (990m) -> Mt. Sarukuradake (1356m) -> Suiren-pond


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もともとは南八甲田を巡るツアーだったが、強風に悩まされて早々に退散となった。


睡蓮沼にて

高田大岳(1552m)を背景に登る

雪の表面には雨水が流れた跡
ところどころにクレバスが

少しでも風の少ない場所を

猿倉岳からの急斜面

GPSのお陰でピタリと始点に戻れました


北八甲田の美しい山々。井戸岳、大岳、小岳、高田大岳
2004年5月7日


(3)八甲田ロープウエィ山麓駅 (660m) -> 田茂やち岳山頂駅 (1300m)


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今日は福島まで移動の日ですが、天気があまりのも良いのでひと滑り。
ロープウエィの値段が高かったので、また足で稼ぎます。


高いから歩こうぜ。そうしよう。(ケチ)

スノーブリッジを求めて沢沿いを登る

2時間あれば十分に節約可能?

駐車場には春のシンボル、フキノトウ

南斜面でのパノラマ。
正面には一昨日登った大岳と、頂上へ我々を導いてくれた雪の筋が見えています。
右奥は南八甲田の山々。

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